よく就職活動をしている時に、「暇の仕事」で良いとか、
とにかく「楽な仕事」がしたいという人を多く見受けられます。
気持ちはすごく分かりますが、
そこを基準に仕事選びをすると失敗してしまう可能性が高くなります。
今回はなぜ暇な仕事を基準に仕事選んではいけないのかについて解説していきます。
◆この記事を読んでほしい人
現在就職活動中の人
これから就職活動を控えている人
仕事選びについて悩んでいる人。
実は暇な仕事って辛い
私自身小さい頃から仕事に対してあまり良い印象がなく、
とにかく暇で楽な仕事をしたいとそんな事ばかり考えていました。
学生の時のアルバイトもとにかく暇なバイトをしたいと思い、
地元の小さな本屋さんでアルバイトをしていました。
ただその時に感じたんです
「暇ってめちゃくちゃしんどすぎる…」って
しんどく感じた主な理由は主に3つあります。
- 時間がとにかく長く感じる
- 誰かの役に立っている実感は湧かないこと
- 自分自身の成長を全く感じることができない
1つずつ解説していきます。
①時間がとにかく長く感じる
皆さんも感じた事あると思いますが、
自分にとって退屈な事をしている時って、
時間経過するのがめっちゃ遅く感じるんですよね。
好きなスポーツをやってる時とか、
好きなテレビ番組を見ているときとかは、
あっという間に時間が経過するのに、
嫌いな勉強とか、嫌いな授業はすごく長く感じるんです。
これは仕事も同じで、暇で退屈だと、
毎日時間経過するのが遅くて苦痛に感じてしまいます。
仕事は大体週5日、1日8時間あるので、
1週間しんどい時間が40時間あると思うとやばくないですか?
これがなん十年も続くと思うと、正直かなりキツイと思います。
仕事が退屈だと時間経過が遅く感じて、とても辛く感じる
②自分の仕事が役に立っている実感が湧かないこと
基本的に暇な仕事って単純労働が多いんですよね。
毎日毎日が同じ作業の繰り返しで、退屈に感じてしまう事が多いです
「自分ってなんのためにこの仕事をしてるんだろう…?」
こんな風に思う毎日との戦いになります。
人は変化を嫌う生き物でもありますが、
変化がないと、刺激がなくつまらなく感じてしまう生き物なんですよね。
暇な仕事は、刺激がなくて毎日がとてもつまらない
③暇な仕事は自分の成長を実感することができない。
仕事をする上で、自分の成長を感じられる事は、
大きなやりがいにつながり、自信にも繋がります。
しかし暇な仕事をしていると中々そういった事を経験することができません。
仕事が単純労働だけだと、中々スキルレベルも上がっていかないのが現状です。
そのまま年齢を重ねて、転職しようと思ったとしても、
良い条件で採用してくれるような会社を見つけるのが難しくなります。
暇な仕事は、自分の成長を実感できない
就活生が就職する上で重視しているポイントは「興味のある仕事」
今現在の就活生は仕事に何を求めているのだろうか?
調べてみると、「興味のある仕事」がどのサイトのアンケートでも1位であった。
コロナ禍で大学生にアンケートを取った結果も1位は「興味のある仕事」だ。
2位には「成長できる環境と」と「ワークライフバランス」がランクインした。
1位の「興味のある仕事」と2位の「成長できる環境」というのは、言い変えれば「仕事のやりがい」だと思います。
自分の経験からも、仕事のやりがいは大切
私自身は大学時代の時、
「仕事にやりがいなんて感じるわけないし、楽な仕事でいい」
こんな事ばかり考え就活をしていた。
しかし実際働いて感じたのは、
全く興味のない分野での仕事は苦痛でしかなかったということ。
単純作業で楽な仕事もあったが、1ミリも楽しいと思える事はなく、
何の為に働いてるのか分からず、かなり辛い時期を過ごした。
結果として、一年持たずに新卒で入社した会社を辞めてしまった。
興味のない仕事をするというのは、想像以上にきつい
仕事は多少忙しい方が充実する
1社目の経験から、自分には「肉体労働」「単純労働」が苦手な事が分かったので、
2社目はいろんな業務を覚えられるIT系の会社に入りました。
毎日目標を決めて、その数字に向かって業務をするので、
緊張感はありましたが、時間が経過するのがあっという間でした。
仕事が終わったあとは、すごく充実感があり、
仕事に対してやりがいを持つことの大切さを感じる事ができましたし、
多少仕事は忙しい方が、時間が経過するのが早くていいなと思いました。
仕事はある程度忙しい方が、充実感を感じることができる
まとめ:暇な仕事は逆にしんどい、仕事をやるからにはやりがいを求めよう
これまで説明した通り、「暇な仕事」は精神的にはかなりキツいものとなってしまいます。
お仕事というのは定年まで40年以上続くものですから、
どうせやるのであれば、仕事をする時間を充実させたいですよね。
是非仕事探しをするときに、あなた自身がどんな時に仕事に対してやりがいを感じる事ができるのか、
真剣に考えてみて、就職活動に励んでみていただきたいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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