【書評】転職に対する価値観を変えてくれた一冊『転職の思考法』

『転職する事は悪い事』『転職はすぐにしてはいけない』『転職するのが怖い』

こんな価値観持っている方って結構多いと思うんです。

僕自身も転職を経験する前までは、転職に対して良い印象を持っていませんでした。

今思えば当たり前なんですよね、経験したことがない事に挑戦するってすごく怖い事だから。

今回は、転職することが怖いと思っていた自分に勇気を与えてくれた一冊『転職の思考法』について話していきます。

最後まで読んでいただけたら嬉しいです！

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本を読んで印象に残ったポイントは以下の通りです。

一つずつ解説していきます！

本の簡単なあらすじ

この本の主人公である青野は自分の仕事に不安を抱えているサラリーマンです。

仕事の将来性に不安はあるものの、中々転職活動に踏み出す事のできない日々を送っています。

そんな生活の中で、企業再生で名を馳せる経営コンサルタントの黒岩と出会う事になる。

青野は黒岩から仕事や転職の考え方について学び、転職を決断します。

最終的に転職を成功させて『やりがい』を持てる仕事に就く。

というのが大まかな流れです。

転職の思考法を読んで私が学べた事

このまま今の仕事を続けてもいいのだろうか？

物語の主人公が新卒で働いていた時の僕と全く同じ感情でだったので、この問いかけがすごく自分の気持ちに響いたんですよね。

当時の自分はインフラ系の会社に勤めていましたが、その仕事に全くやりがいを持てず辛い日々を過ごしていました。

転職も頭に入れていましたが、新卒で入社した会社を早く辞める事に抵抗がありました。

さらに、先輩社員や上司も転職に対しては否定的なことを言っていたこともあり、「転職は良くないこと」というマイナスイメージが自分の中であったのです。

それでも『このまま今の仕事を続けてもいいのだろうか？』という問いかけのおかげで、自分が変わらなきゃダメなんだと思うことができました。

転職では伸びている市場を狙うことで市場価値を勝手に上げられる。

僕自身も新卒で働いている会社で『市場価値』が飛躍的に伸びるとは思えなかったので、この教えはとても心に響きました。

そして私は『市場価値』を伸ばすためにIT業界への転職を決めたのです。

キャリアに必要なものは20代、30代、40代でそれぞれ変わる。

◆キャリアは20代は専門性、30代は経験、40代は人脈が重要になる

『転職の思考法』P 45ページより

２０代の僕にとっては専門性を磨く事が重要なんだと気づかせてくれました。

自分は２０代のうちにIT業界でいろいろな専門スキルを身につけていこうと思いました。

２０代での過ごし方で、３０代、４０代の自分の価値が大きく変わるという危機感も持つことができたのです。

『転職は悪』は、努力を放棄した者の言い訳にすぎない。

『転職は悪』は、努力を放棄した者の言い訳にすぎない。

『転職の思考法』P150ページより

転職を否定する人は、転職をしたことがない者、転職という選択肢を持てなかった人であり、自分を正当化するための言い訳でしかないということだ。

僕はこの言葉を聞いた時に、「確かにそうだった！」と気づくことができた。

転職に対して否定的な意見を言ってきた人は、全員『転職を経験したことがない人』だったからだ。

逆に転職を経験したことがある人は、転職に対して肯定的な意見が多かった。

経験がない事を否定する人の意見を聞く必要はないなと思うことができたのです。

『転職の思考法』の書評 まとめ

『転職の思考法』は転職をするかどうかで悩んでる人の背中を押してくれる一冊です。

転職をする上での業界や企業の選び方、転職エージェントの使い方、そして勇気をもらえる言葉がたくさん書いてあります。

僕自身もこの本を読んで企業探しに生かしたり、転職エージェントを利用の仕方を実践して、転職を成功させることができました！

転職について深く知りたい方、転職を迷っている方は新しい気づきを与えてくれる『転職の思考法』を読んでみてはいかがでしょうか？

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