俺って社会不適合者なんじゃね!?
仕事覚えられんし、つまらんし。
新卒で入社した会社で働いていた時、毎日こんな事を思いながら仕事をしていました。
覚えようとしても仕事が覚えられない、同じミスを繰り返して上司に怒られる。
僕にとって『仕事』とは『耐えるもの』となってしまっていたのだ。
今就活をしている人、新卒で働いている人のほとんどが、『早期離職』をせずにキャリアを積んでいきたいと思っているのではないだろうか?
僕も入社した頃は、ある程度長く働くものだと思っていた。
でも結果として1年も持たずに辞めてしまった。
今回の記事では、僕が早期退職してしまった理由について話していこうと思います。
この記事を読んでくれた人にとって、何か気づきがあったら嬉しいです。
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- 新卒で入社した会社の特徴
- 自分の事よりも、世間体ばかりを気にしていた会社選び
- 被害者面ばかりするようになった自分
- 早期離職は会社ではなく、自分の責任
- この経験が気づかせてくれたもの
それでは順番に話していきます!
新卒で入社した会社の特徴
自分が新卒で入社した会社の特徴は以下の通りです。
- ガス事業を中心とするインフラ系の会社
- 社員数は1000人弱と規模がそれなりにある。
- 歴史の長い一族経営の会社
- 年功序列
- 休みは多くないが、労働時間はブラックではない
- 給料は安い
- パワハラとかは特になかった
こんな特徴がありました。
働いている人も良い人は多かったですし、同期入社の社員とも仲良くできてました。
客観的に見ても、そんなに悪い会社ではなかったです。
学ぶこともとても多かったです。
ただ、絶望的に自分とは合わなかったんです。
自分が会社に合わなかった理由
合わなかった理由は大きく分けて2つありました、それは『業務内容』と『年功序列』の部分です。
これは100%自分が悪いわけですが、そもそも『ガス』に1ミリも興味がなかった自分にとって、ガスの知識を覚えるのが苦痛だったのです。
結果として、仕事を覚えるのが遅くなってしまったんだと思います。
年功序列の決まりも合わなかったです。
新入社員はチラシ配りやティッシュ配りなどの雑用をしたり、早く会社に来て掃除をしたり、飲み会の予約を新入社員がやらなければいけなかったりなどいろいろありました。
僕はそういう事が大嫌いな人間だったので、苦痛で仕方なかった。
もちろん会社は年功序列の文化があり、成長してきた背景があるわけです。
入社した以上は、その会社のルールの元で仕事をしなければなりません。
つまりこの会社を選んだ自分の責任である訳だが、当時の僕は心の中で反発ばかりしていた。
世間体ばかりを気にして就職
就職活動の時、自己分析や業界分析を怠っていました。
『規模が大きい会社で、安定していれば世間体のイメージもいいだろ』こんな事を考えながら就職活動をしていた。
自分にとって何の仕事が向いているのか本気で考えず,世間の評価ばかり気にしていたのだ。
就職活動に失敗した細かな理由は以下の記事に書いてあるので、よかったら見てみてください。
被害者面ばかりするようになった自分
入社してから半年ほと経過すると、会社の業務内容や考え方、上司に対して常に反抗的な気持ちを持ちながら仕事をするようになっていった。
「俺は悪くない、おかしいのは会社だ!」「この上司は終わってる」自分がミスをしてもこんな事ばかり考えていた。
今考えると、本当に愚かだったなと思う。
当然そんな意識で仕事をしている訳だから、結果なんてでるはずもない。
私の中で、仕事が『大嫌い』なものに変わっていった。
精神的に限界を迎え退職
入社して10ヶ月が経過した頃、自分は心はもう限界を迎えていた。
体調も崩した、3ヶ月で急性胃腸炎を3回発症した。
今まで胃腸炎にかかったことなどなかったので、このままだとヤバイかもしれないと思った。
毎日起きるのも辛く、朝の通勤時間には『一生会社に着かないでくれ』と願うほどだった。
精神的にこれ以上負荷をかけると大変なことになるかもと思った私は『退職』を決意しました。
今思えばこの決断は本当に英断だったと思う。
しかし当時は、新卒に入社した会社を1年持たずに辞めてしまうことへの罪悪感が大きかった。
早期離職は全て自分の責任
僕は過酷な労働条件で働いていた訳でもないし、上司からパワハラを受けていたわけでもないんです。
ただ会社との相性が悪かった。
今思えば『この会社で働く』という決断をした自分が悪かったんです。
もっと就活の時に、考えて就活していれば結果は変わったのかもしれません。
その後転職したベンチャー企業では、ストレス少なく仕事ができていました。
僕にはベンチャー企業の方が合っていたということですね。
この経験が気づかせてくれたもの
今は新卒で入社した会社に感謝をしています。
自分にどんな仕事が「不向き」なのかを教えてくれた事。
「愚痴」を言っても何も変わらない事。
現状を変えるには自分で行動するしかない事。
この経験を通して、もっと自分の人生にわがままになってやろうと思いました。
世間体より自分の事を大切にできるようになったのです。
まとめ
現在就職活動している人は、自分の理想とする企業は何なのか、どんな仕事が向いているのかを真剣に考えてください。
妥協して就活をしてしまうと、後々大変になってしまいます。
今新卒で働いている人の中で、どうしても今の仕事がしんどい、向いてないから辞めたいと強く思うのであれば、退職するのも一つの手です。
しかし、同じ失敗を繰り返さないようにしなければなりません。
なぜこの仕事が合わなかったのか、向いてなかったのかを本気で考えなければいけません。
反省点を生かして、転職活動をしましょう。
自分にとっての理想を追求して、充実した人生を送って欲しいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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