ワークライフバランスの充実を図れる会社選びのポイントについてまとめました

仕事、転職
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近年ワークライフバランスという言葉が当たり前になってきました。

会社の求人などを見ていると、

「ワークライフバランスの充実を図るために〇〇に取り組んでいます」

などワークライフバランスについてアピールする企業も増えてきました。

企業選びの軸としてワークライフバランスを重点に置く人も多いのではないでしょうか?

この記事ではワークライフバランスの充実を図れる会社選びのポイントを説明します。

是非最後までご覧ください。

■この記事を読んで欲しい人

  1. ワークライフバランスについて知りたい人
  2. ワークライフバランスを重視した就活をしたい人
  3. ワークライフバランスの取れている求人について知りたい人

ワークライフバランスとは?

ワークライフバランスとは、

簡単に言えば仕事とプライベート両方を充実させることができる環境のことである。

「休みが多いからワークバランスが良い」とか

「仕事が楽だからワークライフバランスが良い」というのは少し違います。

内閣府が定めるワークバランスの定義は以下の通りです。

  1. 就労による経済的自立が可能な社会
    経済的自立を必要とする者、とりわけ若者がいきいきと働くことができ、かつ、経済的に自立可能な働き方ができ、結婚や子育てに関する希望の実現などに向けて、暮らしの経済的基盤が確保できる。
  2. 健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
    働く人々の健康が保持され、家族・友人などとの充実した時間、自己啓発や地域活動への参加のための時間などを持てる豊かな生活ができる。
  3. 多様な働き方・生き方が選択できる社会
    性や年齢などにかかわらず、誰もが自らの意欲と能力を持って様々な働き方や生き方に挑戦できる機会が提供されており、子育てや親の介護が必要な時期など個人の置かれた状況に応じて多様で柔軟な働き方が選択でき、しかも公正な処遇が確保されている。

※内閣府のHPより引用

要するに安定した収入があり、健康かつ良質な人間関係が築け、

仕事をしながらでも個人でいろんな事に挑戦できるような状況を、

ワークライフバランスの充実と言うのである。

休みが多くても、生活に不安が残る収入ではダメだし、

収入が高くても、健康に影響が出るレベルのハードワークもダメなのだ。

具体的の数字は自分で目標を決める

ワークライフバランスが大切になってきていますが、

ワークライフバランスの良い悪いの基準は数字として決まってるわけではありません。

年収、休日数、福利厚生など自分で基準を決める必要があります。

目標を具体的に立てた方が、受ける求人も絞りやすくなりますからね。

ワークライフバランスを重視する上で重要なポイント

ここからは具体的な数値を見て、

ワークライフバランスの充実を図るための条件について解説していきます。

安定した収入

ワークライフバランスを充実させるために必要なもの1つ目は収入(お金)です。

人によって理想の年収は違いますし、人生プランも違うので、

必要なお金の額は人によって違います。

住んでいる場所によっても生活費が変わるでしょう。

自分の理想とする生活には年収いくらが必要なのかを具体的に考える必要があります。

ちなみに国税庁が発表した日本の平均年収は令和元年で436万円となっています。

「結婚して子供が2人欲しい」と思っている人と、

「独身でずっと生きていきたい」と思っている人では必要なお金も変わってきますよね。

安定した生活をする為には、いくらの年収が必要なのか、

自分自身の人生プランとともに考え、仕事を決めた方がいいと思います。

年間休日数、連休

ワークライフバランスを充実させる為に必要な要素2つ目は休日数です。

誰かと遊んだり、旅行に行ったり、ライブに行ったりと、

自分の好きなことをやるには休日も必要になりますよね。

毎日仕事で休日が全くない、連休が取れず旅行ができない、

こんな風になっていたらワークライフバランスが充実してるとは言えません。

年間休日数の多い、少ない基準は以下の通りです。

●年間休日数の基準について

  • 130日以上 かなり多い
  • 125日   多い
  • 120日   平均値
  • 115日   やや少ない
  • 110日   少ない
  • 105日以下 かなり少ない

一般的な土日祝日休みの企業は年間休日数は120日ぐらいになります。

これに夏休みなどの特別休暇があるところは、

年間休日数は125日や130日となっているところが多いです。

個人的にはプライベートを充実させるなら120日以上の休みは欲しいですかね。

逆に120日を下回ってしまうと、

週休1日の時があったり、連休が取れなかったりと弊害が出てくる確率が上がります。

求人の年間休日数は必ず確認しましょう。

年間休日数は業界によっても大きく変わります、気になる方は以下の記事を読んでみてください。

有給が取れる会社なのかも重要

年間休日数とともに、有給がしっかり取れる環境なのかも見極めましょう。

平日に休みが取りたい時、急用ができて休みを取らなくてはいけなくなった時に、

有給が使えないとなるとストレスになりますよね。

有給は労働者の権利ですから、堂々と使える環境で働きたいですよね。

有給が取れない会社や業界については、以下の記事にまとめてあるので、

是非読んでみてください。

残業時間

ワークライフバランスの充実に必要な要素3つ目は残業時間の少なさです。

残業が多すぎると、ワークライフバランスが乱れてしまいます。

帰る時間は毎日深夜、休みの日は疲れて何もやる気が出ない。

こんな状況になってしまうと、充実した人生は送れません。

繁忙期に残業時間が増えてしまうのは仕方ない事としても、

毎日当たり前のように長時間残業がある会社に入社してはいけません。

多くても月の残業時間が30時間以内に収まるのがベストかと思います。

たまに残業代が出ないと、生活できないという人もいますが、

残業してやっと生活が成り立つ給料ベースの企業に入った時点で、

ワークライフバランスを充実させることは不可能と思ってください。

残業時間は求人に載っていたり、口コミサイトに載っているので調べましょう。

今の時代、規模がそれなりに大きな会社の労働条件は調べればいくらでも出てきます。

口コミサイトに「残業が多い」というコメントが多くあったら注意が必要ですね。

副業OKの会社

ワークライフバランスの充実に必要な要素4つ目は副業OKの会社です。

国も副業を推奨してますし、副業が当たり前の時代になってくるでしょう。

ワークライフバランスを充実させることの一つとして、

新しいことに挑戦できる環境が大切と言われています。

本業以外に、いつでも自分で考えてお金を稼ぐという経験をできる環境にいた方が良いという事です。

しかし未だに副業禁止の会社は多いです。

副業禁止の会社は、あなたの挑戦する機会を奪っているといっても過言ではありません。

副業禁止の会社が業績不振になって、

もし会社を解雇になった時に、その会社は解雇になったあなたの収入を保証してくれません。

それっておかしな話だと思いませんか?

会社がダメになった時でも、副業である程度の収入があると助かる場合もあります。

副業をすることで、それがあなたの実績と繋がり「市場価値」を高める事にも繋がります。

これからは副業OKの会社で働いた方が、将来の可能性も広がるといえるでしょう。

まとめ:ワークライフバランスを充実させて、人生楽しもう

生きるからには、仕事もプライベートも充実させていきたいですよね。

自分の人生がどうしたら楽しいものになるのか、真剣に考えて仕事選びをしましょう。

この記事を参考にして、

就職活動の企業選びに役立ててくれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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