「新卒で入社した会社が合わなくて、数ヶ月で辞めたい」
「転職で入社した会社がブラックで、すぐに辞めたい」
など入社した会社が自分に合わずに、早く辞めてしまいたいと思っている人も多いのではないだろうか?
しかし、短期離職をするということは自分の経歴に傷をつける事になってしまい、
転職市場においては大きなマイナスポイントになってしまう可能性があるため、
慎重に決断する必要があります。
今回は短期離職を合計3回やってしまった私が、実際に感じた短期離職のデメリットについて解説していきます。
反面教師として、一つ参考にしていただければと思います。
■この記事を読んで欲しい人
- 現在仕事を辞めるか悩んでいる人
- 新卒としてキャリアをスタートさせた人
- 転職を将来的に検討している人
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私の今までの職歴は以下の通りです。
1社目:新卒で入社したインフラ系の会社を10ヶ月で退職(自己都合)
2社目:エージェントを使って転職したIT系の会社を10ヶ月で退職(会社都合)
3社目:DMや新聞広告の制作業を2ヶ月で退職(自己都合)
なんと1年続いた事がないという、傷だらけの経歴でございます(笑)
2社目は自分の意思で退職したわけではありませんが、結果として短期離職になってしまっています。
先日運が良く志望度の高いところから内定をいただく事ができ、
25歳にして4社目の会社で働く事が決まりました。
ただ転職活動をしていて、短期離職を繰り返すことの大きなデメリットを痛感することもありました。
ここからは実際に私が感じたデメリットについてお話をさせていただきます。
短期離職を繰り返す大きなデメリットについて
![](https://kaltutilyann-blog.com/wp-content/uploads/2021/10/5096341_s.jpg)
キャリアを築いていく上で職歴というものはとても大切なものです。
例え自分が優秀だとアピールしても、職歴がボロボロだと誰の信用も得る事ができませんし、
キャリアアップを実現させることは不可能と言えます。
1回ならまだしも、複数回短期離職をやってしまうと、
転職市場において大きなハンデを背負う事になってしまうのです。
①:職務経歴書を書くときに実績欄の内容が薄くなる
転職活動で書類を提出するときに、履歴書と職務経歴書を提出することがほとんどです。
職務経歴書には今まで勤めてきた会社、業務内容、実績などを記入する必要があります。
職務経歴書を記入するとき、短期離職が多いと大した実績を積むことができていないため、
書く内容がめちゃくちゃ薄くなってしまいます。
そりゃそうですよね。数ヶ月で退職してるのに、実績なんて残せるわけがありませんから。
数ヶ月で退社した会社も履歴書や職務経歴書には必ず記入しなければなりません。
書きづらいかもしれませんが、書かなかった場合経歴詐称となってしまうので、
どんなに短い勤務期間であったとしても、必ず書かなければいけません。
②:書類で落ちる可能性が高くなり、面接まで進めない
短期離職を繰り返すと書類が通らなくなる可能性が高くなってしまいます。
履歴書を見たときに、「この人はまたすぐ辞めてしまうのではないか?」と
思われてしまうからです。
会社からすれば雇用する人間には長く働いてもらいたいと思うのが普通です。
短期離職を繰り返している人より、違う人を優先的に面接に呼びたいと思うのは自然のことです。
面接で自分をアピールする土俵にすら立たせてもらえない確率が高くなってしまうのは、
大きなデメリットと言えると思います。
③:面接で短期離職の事について深掘られる
![](https://kaltutilyann-blog.com/wp-content/uploads/2021/10/1115428_s.jpg)
書類選考が通り、面接に進めたとしても短期離職者には大きな試練が待っています。
面接で必ず「まだ1年も経ってないけど、なんで転職するの?」という質問を99%の確率で言われます。
この時短期離職が1回であれば、「やりたい事ができたから」や「キャリアチェンジを早めにしたいと思った」
などとポジティブな理由で繋げる事が可能ですが、複数回やってしまっていると大変です。
御社で長い間働きたいという気持ちを伝えても、経歴が短期離職ばかりだと、
中々信じてもらう事ができないですからね…。
短期離職してしまった理由を複数考えなければいけないのも大変ですし、
いかに面接官にマイナスな印象を与えないような事を言えるかが大切になります。
④:ブラック企業に入社する確率が高くなってしまう
短期離職を繰り返すと書類選考や面接での落選確率が上がってしまうため、
自分の理想とする企業から内定を貰える確率は低くなってしまいます。
結果として労働条件の悪い、誰でも入れるような会社からしか内定が出ないなんて事になります。
短期離職を繰り返すと、会社を選ぶ事ができない立場になってしまう確率が上がってしまうのです。
新卒入社の場合耐えられる環境ならば1年は勤めよう
新卒入社の場合、キツいけどまだ耐えられそうだなと思うのであれば1年は頑張る事をオススメします。
理由としては1年務めると、転職活動の際多くの求人の応募条件を満たせるからです。
転職の求人サイトで求人を見ると、応募資格の蘭に社会人経験1年以上(2、3年の場合もある)
などと記載してる企業がとても多いのです。
逆に1年未満で離職してしまうと、応募できる求人も限られてしまう為、
1年未満の離職は大きなリスクを背負う事になります。
今の時代第二新卒としての採用も増えているため、
働く業界を変えるのであれば、1〜2年勤めたら転職をしても大丈夫です。
興味のある業界、会社の求人はあらかじめ応募条件をチェックしておきましょう。
その瞬間の感情のみで退職を決めるのは危険、冷静な状態の時に将来について考えてみよう
耐えられないなら辞めてもいい、短期離職を繰り返さない事が大切
精神的にも肉体的にも限界で、このままだと身体を壊してしまう。
このような状態であれば、短期離職をしてもいいと思います。
理由は身体や心を1度壊してしまうと、社会復帰するのにかなり時間がかかってしまうからです。
ストレスによって精神疾患などを発症してしまうと、一生その病気と向きあっていく必要もあります。
さらに、職歴において長い空白期間はかなり大きなマイナス要素になってしまいます。
精神疾患などを発症してしまうと、社会復帰するのに1〜2年程かかることも珍しくありません。
ストレスによって身体に異変を感じたら、速やかに退職する事をオススメ致します。
ストレスで身体に異変を感じたらすぐに病院へ行きましょう。
短期離職した事を責めるのではなく、短期離職してしまった原因を分析しよう
![](https://kaltutilyann-blog.com/wp-content/uploads/2021/10/22083043_s.jpg)
短期離職をすると自分の事を責めてしまいがちですが、責めていても何も始まりません。
なぜ短期離職をしてしまったのか、その原因を詳しく分析する必要があります。
大切なのは同じミスを繰り返さないことです。
短期離職をするということは何かしらの理由があるはずですよね。
人間関係、給与、ワークライフバランス、仕事内容など理由は様々だと思います。
例えば「職場の年齢層が高く、上手く馴染む事ができなかった」という理由で退職したのであれば、
次は平均年齢が若めの会社に入社をしてみるとか、
「激務すぎて、休みを中々取ることができなかった」という場合は、
業界、年間休日数、有給消化率、平均残業時間などに重点を置くこともありでしょう。
接客業が合わなくて辞めたのに、再び接客業に就職する。
激務がキツくて辞めたのに、再び激務の業界に入る。
なんて事が起きてしまったら、再び短期離職をしてしまう確率が高まってしまいます。
前職の反省を生かした転職活動をしましょう。
20代での短期離職は人生を立て直しやすい
先程の少し触れましたが、現在は第二新卒での採用なども活発となっている為、
以前よりも短期離職に対して理解のある環境になっていると思います。
20代前半から中盤にかけては短期離職をしたとしても、将来性を買って採用してくれる企業もあったりします。
厳しい話ですが30代、40代になってくると、企業は年齢相応のスキルを求めてくるようになります。
そのため20代の短期離職と、30代以上の短期離職では転職難易度も大きく変わってくると言えるでしょう。
自分のキャリア選択には責任を持ちましょう
![](https://kaltutilyann-blog.com/wp-content/uploads/2021/10/22570540_s.jpg)
働く環境が合わなくて短期離職をしてしまったり、ブラック企業のせいで短期離職をしてしまったり、
様々な理由があると思いますが、短期離職をした職場を選んだのは自分自身です。
周りの人間は同情してくれたり、共感してくれたりするかもしれませんが、
転職市場においては、短期離職の部分は厳しく見られます。
この時に全て会社のせいにするような人間に対して内定は出ません。
短期離職をしたのはあくまでも自分自身の責任として、反省して次の1歩を踏み出していくことが大切です。
過去を悔いるのではなく、未来志向でポジティブに頑張っていくことをオススメ致します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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