「転職成功率99%!!」
「あなたも必ず転職できます!」
「転職保証がついているから安心!」
プログラミングスクールの広告によくこんなことが書いてありますよね。
ここで「転職率99%なら、入学したら余裕でエンジニアに転職できるやん!」思った人は死亡フラグの塊です(笑)
この転職成功率や転職保証というのは、あなたの認識と違ってる可能性ががあります。
今回の記事では、プログラミングスクールの転職率、転職保証の仕組みについて説明していきます。
こんな人に読んでほしい!
- 現在プログラミングスクールに通っている人
- プログラミングスクールへの入学を考えている人
- プログラミングスクールについて知りたい人
今回の記事のポイントは以下の通りです
- 転職成功率の母数は入学者全員ではない。
- プログラミングスクールに通っても挫折してしまう人は多い
- 志望度が低い企業でも、内定がでたら転職保証サービスは終了する。
- 仕組みについて理解しているなら、プログラミングスクールは良いサービスです
それでは解説していきます!
転職成功率の母数は入学者全員ではない。
転職成功率99%!と聞いたら、入学した人うち99%が転職できるんだと思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、ほとんどのプログラミングスクールの転職成功率の母数対象者は入学者ではありません
挫折せずにカリキュラムを最後までやり切った人が母数となります。
つまり途中で挫折した人は分母には含まれていません。
プログラミングスクールを途中で辞めてしまう人の割合について
スクールで講師を務めている私の感覚だと2〜3割ぐらい途中で辞める人がいます。
100人入学してきたら、20~30人が途中で辞めてしまう計算ですね。
辞めてしまう人の主な理由は以下の通り。
- 講義、カリキュラムが難しくてついていけない
- 自分の思い描いていたイメージと違ったから
- 忙しくて時間がとれない
- スクールに価値を感じれなかった
ご覧の通りいろんな理由があるわけです。
プログラミングスクールに入れば、簡単にエンジニアに慣れるという考えは少し危ないかもしれません。
転職保証サービスには制限がある。
転職保証サービスとは、エンジニアに転職できなければ料金を返金しますよとったサービスです。
ただ注意しなければいけないのが、転職保証サービスには制限があることが多いということです。
一番多いのが、1社でも『内定』がでた瞬間に保証が終わるというものです。
例え志望度の高くない企業であっても、内定がでたら転職保証サービスが終了してしまうということですね。
他にも、一定の期間内に10社以上は受けなければいけないなどの制約があるところもあります。
プログラミングスクールもビジネスですから、そういう制約を設けないと成り立たないのです。
なので、利用する側も仕組みについてしっかりと理解する必要があります。
転職保証サービスのルールについてはスクールのHPに詳しく載っているはずなので、入学する前に必ず確認しましょうね。
プログラミングスクール自体は良いサービスである。
ここまで転職成功率の仕組みや転職保証サービスについて説明してきました。
これまで説明したことをしっかり理解して、入学するのであればプログラミングスクールはあなたにとって良いサービスになると思います。
独学に比べれば、挫折率もかなり低いですし、エンジニアに転職できる確率も高いですからね。
僕が伝えたいことは、何も調べずにプログラミングスクールに入ってはいけないということです。
入学してから、『こんなんじゃなかった!』『そんなの聞いてないよ!』となってしまうのはお互いにとって良くありませんからね。
大きなお金を投資するわけですから、サービスを利用する側はサービス内容をしっかり確認することがとても大切な事になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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