Fランク大学に入学すると、負け組になってしまう、
Fランク大学から勝ち組になることは難しいなど、
とてもマイナスなイメージを持たれているFラン大学ですが、
本当にFラン大学に入学してしまったら、
人生負け組になるのでしょうか?
私は全くそうは思いません。
今回はFラン大学から、人生勝ち組になるための選択肢について解説していきます。
◆この記事を読んで欲しい人
- Fラン大学に通っている人
- 将来の進路を迷っている人
- 就職について詳しく知りたい人
前提として勝ち組の基準は人によって違う
前提として、勝ち組の基準は人によって変わるはずだろう。
収入の高さ、ワークライフバランス、仕事の面白さ、
好きな人と結婚して子供を作ること、プライベートを充実させることなど
その人によって勝ち組の基準は異なってくる。
その部分を理解した上で、
今回の記事では、勝ち組の基準を労働条件に着目して話していきたいと思います。
●この記事での勝ち組の定義について
平均以上の収入をしっかりもらえること(収入)
プライベートが充実させる事ができるとこ(ワークライフバランス)
解雇の心配がないかどうか(安定感)
将来性があり、転職を成功させやすいこと(将来性)
以上の部分に着目して考えました。
Fラン大生が勝ち組になるための進路を解説
それではここからFラン大学から勝ち組になるための選択肢について解説していきます。
①大手ホワイト企業
収入
ワークライフバランス
安定度
将来性
一つ目の選択肢は大手ホワイト企業に就職する事です。
今回紹介する選択肢の中では一番就職する難易度が高いと言えます。
しかしFラン大学出身でも、就活の準備をすれば大手企業に入ることは可能です。
Fラン大生は自分で選択肢を狭めてしまう人が多いですが、
労働環境が安定している大手企業は受けましょう。
大手企業でも労働環境が酷い企業もありますが、
大手であれば、口コミサイトなので情報を調べることができますから、
しっかり調べましょう。
労働環境が悪い業界については以下の記事をご覧になってみてください。
大手ホワイト企業は収入が一気に増えるという訳ではありませんが、
安定した給与、賞与を貰う事ができ、
平均以上の年収をもらえるでしょう。
ワークライフバランスを重視している会社も多く、
休日数も多くとる事ができます。
会社の基盤が安定しているので、多少不景気になっても、
会社が傾きづらいのも大きな長所でしょう。
大手ホワイト企業のメリット
- 安定して平均以上の給与がもらえる
- 経営基盤が安定していて、潰れずらい
- 社会的信用が大きい
- ワークライフバランスが取りやすい
大手ホワイト企業のデメリット
- 昇格、昇給に時間がかかる
- 入社する難易度が高い
- 無能だと早期退職もあり得る
②スタートアップベンチャー企業
収入
ワークライフバランス
安定度
将来性
2つ目はスタートアップ企業です。
スタートアップ企業は設立して間もない会社の事です。
大手企業と比べて給与や安定度では落ちますが、
自分の市場価値を飛躍的に伸ばせる確率があります。
初期のメンバーとして実績を積んで、会社が伸びていけば、
重要な役職を任され、収入を一気に増やす事が可能です。
大きな仕事を任された経験があったり、役職について経験があると、
転職市場でも評価され、良い条件で転職できる可能性が高くなります。
スタートアップ企業が大手企業より入社難易度も低く、
実力の世界なので、Fラン大学出身でも上に行くことが可能です。
スタートアップ企業のメリット
- 収入を一気に増やせる可能性がある
- 自分の市場価値を飛躍的に伸ばす事ができる
- 役職に就きやすい
- 自分の意見が反映されやすい
スタートアップ企業のデメリット
- 会社の経営が傾きやすい
- 収入は大手に比べると落ちる
- ハードワークになってしまう確率が大手より高い
③フリーランスエンジニア
収入
ワークライフバランス
安定度
将来性
3つ目はフリーランスエンジニアです。
エンジニアになる為には、プログラミングを覚えなければいけませんから、
就職の難易度が上がります。
エンジニアになれたとしても、まずは会社で数年実績を積んでから、
フリーランスエンジニアになった方がいいので、少し時間もかかります。
しかしそれだけの時間をかける価値があるのがエンジニアだと思います。
今現在日本ではエンジニアが不足しているため、
技術力のあるエンジニアに高いお金を払って雇いたいという会社は多いです。
仕事を選べるレベルのエンジニアになれば、年収1000万円超えることも難しくないですね。
技術力の高いフリーランスになれれば、自分の納得する労働条件で働く事ができます。
仕事を選べる立場になるというのは、とても大きな事なわけです。
技術力が大切な仕事になるので、努力が報われやすい職業にもなります。
フリーランスエンジニアのメリット
- 技術力があれば収入がかなり高くなる
- 学歴は全く関係ない
- 努力が報われやすい
- 転職に苦労しない
フリーランスエンジニアのデメリット
- 社会的信用がまだ低い
- 契約を切られた時のリスクヘッジが必要
- フリーランスエンジニアになるのに時間が数年かかる
- 新しい技術を学び続けなければいけない
④公務員
収入
ワークライフバランス
安定度
将来性
最後に紹介するのは公務員です。
公務員といっても幅広いのですか、やはり安定してますよね。
国や県などが運営していて、問題さえ起こさなければ解雇されることは基本的にない職種です。
雇用の安定という観点から見ると、やはり一番は公務員かなと思います。
しかし公務員は年功序列の色が濃く残っていることが多く、中々収入が上がらないのも現状です。
大手ホワイト企業や、フリーランスエンジニアなどと比べると収入は正直落ちます。
最低限度の給与は保証されているが、高収入になるのは少し難しいだろう。
公務員は基本的に副業禁止の場合が多いため、そこの部分も正直マイナスかなと思います。
公務員のメリット
- 雇用が安定していて、解雇される心配が少ない
- 社会的信用が高い
- 福利厚生の制度がしっかりしている
公務員のデメリット
- 収入が上がりづらい
- 副業が禁止な場合が多く、副業ができない
- 専門的なスキルが身につきずらい
これからは副業をやる時代へ
2020年にリクルート社が社会人1660人にアンケートを取ったデータによると、
副業を現在やっている人が10%、副業をやってみたいと考えている人は50%を超える。
副業を実際にやっている年齢層は、20代中盤から30代前半の人が多く、
比較的若い人人たち多くやっているようだ。
副業をやる一番の理由は収入アップだ。
昔は副業をやるハードルが高かったが、今では気軽に始められるものが多い。
せどり、ブログ、YouTube、プログラミング、動画編集、投資など数えきれないぐらいだ。
ブログやユーチューブなどは初期費用もあまりかからなかったりと、
リスクが少なく始められる副業が増えてきています。
これから実力主義になり、終身雇用がなくなり始めている現在は、
自分の力でお金を稼ぐということは、自分の身を守るという意味でも大切なってきます。
収入という観点から、勝ち組になりたいと思うのであれば副業はやった方がいいでしょう。
現状は副業をやらない人が多い
先程の副業のデータで話した通り、副業をやっている人はまだ全体の1割ほどしかいません。
やりたいと思っている人は5割以上いるのですが、
実際は行動に移せない人が多いのが現実です。
副業をやっている人が少ないからこそ、チャンスとも言えます。
副業も競争相手がいるものですから、競争相手が少ないうちに始めた方が有利です。
先程も話した通り、リスクの少ない副業も多いですから、
まずは始めてみる事が大切だと思いますよ。
まとめ:勝ち組になるには、業種業界選びを慎重に
収入面で勝ち組になりたいのであれば、働く業界、業種はかなり大切になります。
どれだけ優秀な能力があっても、働く業界、会社を間違えたら終わりです。
就活生は自分が受ける業界の労働条件はどんなものなのか、
あらかじめ調べておく必要があります。
薄給の業界、会社に入社してしまうと、
あなたがどれだけ頑張っても給料は上がりません。
結果を残しているのに、給料は世間の平均以下なんてこともザラです。
Fラン大生はとにかくここの認識が甘いので、就活に失敗してしまうのです。
生きていく上でお金は大切なので、収入のことをある程度意識して、
未来への選択肢を考えてほしいと思います。
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