「やりたい仕事がないから、とりあえずどっかてきとうに就職するか〜」
と思っている方って結構多いのではないでしょうか?
働く業界などをてきとうに選んでしまうことにより、
あなたの人生がマイナスな方に向かっていってしまう可能性があります。
今回は人手不足の業界に就職してはいけない理由についてお話しします。
就職活動の業界選びに役立てていただければと思います。
◆この記事を読んでほしい人
- やりたい仕事がなくて悩んでいる人
- 就職活動、転職活動中の人
- 就職活動をこれから控えている人
この記事のポイントは以下の通りです。
- 職業に貴賎はないが、労働条件はかなり変わる
- 働く業界によって、転職のしやすさも変わる
- オススメしない人手不足の業界について
- 人手不足の業界で働くべきではない5つの理由
それでは説明していきます。
職業に貴賎はないが、労働条件はかなり変わる
前提として、私は職業に貴賎はないと思っています。
この仕事をしているから偉いとか、あの仕事は大した仕事ではないとか、そんな事は思っていません。
ただ綺麗事抜きで、働く業界によって労働条件が大幅に変わってしまうことは事実でしょう。
資本主義の国で働いている以上、全ての人が同じ労働条件で働くなんてあり得ないわけです。
なので、やりたい事がないのであれば「労働条件」で仕事を選んだり、「市場価値」の高い業界へ就職した方が良いと思っています。
どの業界も日本を支えていることは確かです。
しかしやりたくない仕事の上に、労働条件も良くないところに就職するのは、
あなたにとってかなり苦しいことになってしまうと思いませんか?
働く業界によって、転職のしやすさも変わる
働く業界によって、転職のしやすさも大きく変わります。
「市場価値」が高いような職種だと、転職するときも有利に働きますし、
「労働条件」もよくなります。
すなわち転職を成功させやすくなるということです。
逆に「市場価値」が低いとされる職種は転職の幅が狭く、
「労働条件」も上がらない傾向にある事は知っておきましょう。
オススメしない人手不足の業界について
私が就職するのをオススメしない業界は以下の通りです。
- 飲食・サービス業界
- 運送・流通業界
- 介護福祉業界
これらの業界に共通しているのは、激務の割りに『労働条件』と『市場価値』が中々上がっていかないというところです。
もちろんこれらの仕事に誇りを持ってお仕事をされている方もいますし、
この業界で働いている人たちを否定する気持ちは一切ありません。
ただ、労働条件という視点から見るとかなり厳しいものであることは間違いないでしょう。
人手不足の業界で働くべきではない理由5選
ここからは人手不足の業界で働く事をオススメしない理由について細かく解説していきます。
今回はあくまで「労働条件」「キャリア」という観点から解説していきます。
給料が安いor給料が上がらない
人手不足の会社というのは、給料が安かったり、給料が上がりずらい傾向にあります。
なぜかというと業界のビジネスモデル的に「利益率」が低く、お金が儲からない業界が多いからです。
結果として、従業員にお金が中々還元されないような仕組みになってしまっています。
業界の仕組み的に厳しい訳ですから、あなたがめっちゃ結果を出したとしても、
その結果に見合った報酬が得られない!なんてことも出てきてしまう訳です。
努力が報われずらい業界とも言えますね。
休みが少ないor有給消化率も低い
人手不足の業界は休みが少なく、有給消化率が低い傾向にあります。
詳しいデータについては、以下の記事を参考にしてみてください。
人手不足かつ、利益率も低い為、ギリギリの人数で仕事を回さなければいけなかったりします。
その為休日数が他の業界に比べて少なく、有給も取りづらい環境となってしまっているのです。
まとまった休みがほしいと思っている人には、辛い環境であると思います。
残業時間が多い傾向がある
人手不足の業界は、残業時間も多くなりがちです。
人手不足なので、必然的に1人あたりの業務量が多くなってしまうからです。
利益率が低いこともあり、仕事量を多くこなしていかなければいけない環境になりやすいのです。
残業が多い会社で働くデメリットについては、以下の記事を参考にしてみてください。
離職率が高い
人手不足の業界は、労働環境が良くないので離職率がとても高いです。
労働条件での不満や、激務で身体を壊してしまって退職する人も多いです。
体や心を壊してしまうと、今後の人生で大きなハンデを負ってしまう可能性もあります。
会社の離職率については以下の記事を参考にしてみてください。
人気業界への転職が難しくなる
人手不足に業界は一般的に「市場価値」が低い業界であると同時に、
「市場価値」が高まるスキルが身につきにくいという特徴があります。
言葉を選ばずに言えば、人手不足の業界の仕事は「単純労働」の仕事が多い為です。
その為、他の業界への転職する事が難しくなります。
年齢が若いうちは他業界への転職は比較的簡単できますが、
年齢を重ねれば重ねるほど難しくなっていくことは理解しておきましょう。
逆に言えば、「市場価値」高い業界でスキルを身につければ、転職の融通が効きやすいことも頭に入れておきましょう。
まとめ
現時点でやりたい事がないのであれば、
将来の選択肢を広げる為に今伸びている業界で働きましょう。
ググればいろんな情報が手に入る時代ですから、
働く業界、職種については自分が嫌いではないものを選べばいいです。
結局仕事は働いてみないと分からない事が多いので、
まずは「市場価値」の高い業界に入って、今後のキャリアを考えていくのがいいのではないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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